心理学ビデオ「グロリアと3人のセラピスト」
2019.12.26
今日は「グロリアと3人のセラピスト」というDVDを見ました。
これは、現実生活に悩みをもつ若い女性グロリアが、
ロジャーズ(来談者中心療法)、
パールズ(ゲシュタルト療法)、
エリス(論理療法)
という心理療法の3大創始者のカウンセリングを1日の間に続けて受け、その様子を収めた記録映画です。
その3大創始者というのは↓
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カール・ロジャーズ(1902年‐1987年)
アメリカの臨床心理学者で、来談者中心療法(Client-Centered Therapy)を創始。
カウンセリングの研究手法として現在では当然の面接内容の記録・逐語化や、心理相談の対象者を患者(patient)ではなくクライエント(来談者:client)と称したのも彼が最初。
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フレデリック・パールズ(1893‐1970)
ユダヤ人の精神科医、フレデリック・パールズ(フリッツ・パールズ)と妻のローラによって創始されたゲシュタルト療法は、問題の原因を過去に求めるのではなく、身体感覚も含めた「今、ここ」での深い気づきを目指すところに大きな特色がある。
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アルバート・エリス(1913‐2007)
アメリカの臨床心理学者であり、論理療法(Rational Therapy:RT)の創始者として知られる。論理療法とは、不合理な信念を持つ人に自問自答を促進させ、その応答を論議していくことで不合理な信念からの束縛を解く統合的手法。
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このDVDの興味深かったところは、3人のセラピストが1人の同じクライエントにそれぞれ異なるタイプでカウンセリングを進めていくこと。
人によっては、どの先生がいいか異なると思いますが、私は断然「アルバート・エリス」が分かりやすくてしっくりきました
驚いたのは、パールズ!グロリアさんが話していても、上からたたみかけるように強い口調で話しに割って入ります。(かなりコワイ・・私だったら泣いちゃいマス)
半べそ状態のグロリアさん、それでもこのパールズの時が一番自分の本音をさらけ出すことができると感想を言っていたとか・・、ホント人によって色んな解釈がありますね~。
カウンセラーを目指すならこのDVD必見です。
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