言葉はブーンメラン!自分に戻ってくる
言葉は、一方向に動くものではなく、双方向に行き交う生き物です。
そのため、自分が使った言葉は、自分に戻ってきます。
言霊、という言葉があるように、大きな力を持っています。
1.自分の言葉は自分の脳に刻まれる
というのは、
自分が脳で考えたことは、自分の口から言葉として発し、それは、耳から脳に戻り、脳の中では2回目となって刻み込まれるためより自分に浸みこみます。
そのため、複数から脳に刻み込まれた考えは、
『やるべきこと』と
深く認識するために、それを実現するように無意識の中でも振舞うのです。
言葉は、一方向に動くものではなく、双方向に行き交う生き物です。
そのため、自分が使った言葉は、自分に戻ってきます。
言霊、という言葉があるように、大きな力を持っています。
というのは、
自分が脳で考えたことは、自分の口から言葉として発し、それは、耳から脳に戻り、脳の中では2回目となって刻み込まれるためより自分に浸みこみます。
そのため、複数から脳に刻み込まれた考えは、
『やるべきこと』と
深く認識するために、それを実現するように無意識の中でも振舞うのです。
良いことも、悪いこともです。
2.プラスの言葉
「あなたの力になりたい」と他者に発すると「周囲の力になるべき」と考えます。
周囲へのサポートが自然に流れの中で行えるようになります。
相手の気持ちを考え、周囲と協調性を図りながら物事を進めようとします。
また、それは自分の中の中核信念となるため、「周囲は私に力を貸してくれる」と思うようにもなり、周囲が力を貸してくれると信じる考えを持つようにもなります。
3.マイナスの言葉
悪いことでも同じ
「あなたの意見は受け入れない。私は譲らない」と発すると、頑なに他者に対して反論し、人間関係は崩れていきます。
更に、「私の意見は受け入れてもらえない」との中核信念がつくられます。
そのため、『私のことに口を出さないで。自分のことは自分で考えるから』と発するようになり、周囲に意見を聞けない状態を自分で作り、孤立無援の状態になりかねません。
自分の意に沿わないことが起こり、意見を聞きたくなったときでも聞けません。
聞けない状態を自分で作ったためです。
そもそもが、『口を出さないで』といった相手の方との関係性はぎくしゃくしているため、聞くことも頼ることもできない状況となっています。
4.言葉はブーンメラン
言葉は自分に戻ってきます。
言葉は、ブーンメランなのです。
言い換えれば、自分の言葉は自分で責任をとることになります。
今は伝えたいと思っても、長い人生を考えると人との関係性は逆転していることは往々にあるため、ネガティブな言葉は適応的なバランスの良い言葉にして伝えることをお勧めします。
具体的には
『私のことに口出さないで。自分のことは自分で考えるから』
というのではなく、例えば
『心配してくれてありがとう。私のことは自分で一度考えてみるね。自分では解決できないようであれば相談させてもらうね』
といった言葉です。
取り返しがつかない状態になる前に、相手の気持ちを重んじたうえでの言葉をまずは考えてみてください。
相手の嫌な顔よりも、笑顔を見る方が、自分の気持ちもよくなってくるものです。
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【記事監修:ハートフルライフカウンセラー学院学院長・石川千鶴】
学院長・石川千鶴は厚生労働省・職業情報サイト(o-net)のカウンセラー(医療福祉分野)紹介ページにおいてカウンセラーを務め、認知行動療法にてカウンセリングを実施。
*CBT:Cognitive behavioral therapy
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