悲しいという感情
悲しいという感情
昨年、父が亡くなり、それからというもの悲しいという気持ちが心から一瞬たりとも消えることなく、更に薄れることがありません。
親族を亡くしたときに、
「1年も経ったので、心が癒えた」とか、
「精一杯かかわってきたから、今は穏やか」とか
「病気で苦しんでいるのをいつも見ていたから、少しほっとした」
という考え方もあるとは思います。
それは、亡くなった方とのかかわり方もありますが、一つの出来事に何を考えるかは人ぞれぞれ。
感情・気持ちは考えから沸き起こってくるものであり、考えは価値観・中核信念から作られるものです。
人と自分の価値観は違うことがほとんどです。
だから、自分と違う考えの言葉を聞いても、そういう考えもあるのだと受け入れられるようになれば、人とのかかわりはスムーズになっていきます。
「普通は」「常識的に」「一般的に」そんな気持ちが起こるはずないと思い、他の人の気持ちや考えを受け入れることができなかったり、批判を繰り返すと周囲の人と軋轢が生じやすくなり、人間関係は上手くいかなくなります。
周囲とうまくいかず、自分だけ浮いているなと感じたら、まずは、人の感情や考えを受けれ入れられる自分の器を大きくする努力をしてください。
小さな器では、人の考えや気持ちを受け入れられず溢れてしまいまかなす。
バランスの良い考えで器を大きくしていきましょう。
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