餅は餅屋…専門家の現場力は役立ちます『カウンセラー&メンタルトレーナー養成講座』

心理学・認知行動療法・カウンセリングなどの知識を使いこなせるようにするのは、現場力のマスタ―です。
昔の人がおっしゃっている通り「餅は餅屋」なのです。
そのことを体感した事例をお伝えいたします。

事例 
今年は、夫が家・土地を相続したため、何年かぶりに土地の管理・手入れをしています。
相続した土地には、住宅に囲まれた生産緑地が含まれているため、管理は想像していた以上に難しいです。
夫と私はマンション住まいで、何年も土を触ることとは縁のない生活をしているため、土地に対する知識や現場力がないのです。

夫は、実家には義母が生きておれば住むことを考えておりました。
しかし、義母が亡くなった後は定住することは希望していなかったため、土地を相続することは想定していませんでした。
そのため、義母から土地の世話の仕方を一切聞いていませんでした。
また、義母がコロナ禍で医療崩壊が世間で話題になり始めた昨年春に亡くなり、夫は医師である仕事が忙しく土地のことを考える時間が取れませんでした。

何しろ義母はコロナで世の中が急激に変わり始めた頃に亡くなり、夫の勤めている病院はコロナ患者の受け入れ重点医療機関となり、仕事が多忙を極め始めました。
世の中が医療従事者に期待し命を預けている中では、夫はまずは仕事に専念することにしました。
複数の不動産会社から買い取りの話しが提案されました。
しかし、仕事が忙しいこともあり、今は土地を現金に換える必要性がないため、土地売却に時間はかけられないと判断していました。

とはいえ、相続については10か月以内に相続税を納税することが法律で決まっております。
コロナ禍とはいえ2か月ほどの延長しか許可されず、それを遵守しなければ重加算税のペナルティーが科せられます。
夫は仕事で多忙を極める中で、関係者間の調整、分割協議書の作成、相続税の納税、名義変更など、長男として諸々の調整・手続きを進めなくてはなりませんでした。
傍から見ていた私は、夫が心労で倒れるのではないかと思うほどでした。
疲労困憊の日々で、コロナに負けてしまうのではないかと、心から心配しました。
そのため、税理士、弁護士の専門家に相談し、夫が仕事にできるだけ専念できるよう、適切なご意見をいただきました。
土地については、将来、退職し、暇になったときに考えることにし、とりあえず評価額で算出された相続税を納税し、売却せずに相続しました。
税理士、弁護士の専門家のご意見には、本当に助けられました。

コロナ禍において医師としての仕事を優先する選択はとても賢明であり、これ以外の選択肢は無かったと思います。
しかし、生産緑地を含む広い土地を相続したことで、面倒なことが湧き起こってくるとは想像していませんでした。

何が面倒かというと草刈りです。

東京都といえども昔は周囲は畑ばかりの土地だったのですが、新宿まで1時間以内の通勤圏であるため、ここ十数年でずいぶん様変わりし、住宅地となっています。
そのため、ご近所さんの迷惑にならないようにするために草刈りは必須と考え、除草のことはネットで知識を得て取り組みました。
雑草が生えかけてきた際には、直ぐに除草剤を撒き、4月5月6月7月と毎月、ネットで評価の最も高い除草剤を購入し撒いたのです。
片道150㎞と離れた土地に仕事終わりに泊りがけで行き、帽子、マスク、ゴーグル、首にはタオルを巻き、汗を滝のように流しながら、作業しました。
6月7月の暑い時期は熱中症になりかけたぐらい、必死で取り組んでいました。
8月は仕事が忙しくて行けなかったのですが、9月はお墓参りの時期でもあるため時間を何とか捻出しました。
しかし、土地を見た際には、言葉を失うほどの脱力感を覚えました。
何しろ雑草がボーボーに生えていたのです。

1回撒けば最長9カ月持続と書かれていた除草剤を、ふんだんに散布したにもかかわらず、1か月半で、絶望と思う程の雑草の生え方でした。
このままですと、ご近所の迷惑になりかねないため、近くのカインズに行き、対応を教えていただこうと思い事情を説明していましたら、

近くにいた70歳ぐらいの男性が、
私はこの近くで畑を持っているものだけど」といい
「同じ除草剤を撒くと、草に耐性ができて効かなくなる。
今まで使っていたのが、○○ならば、◇◇を使うといいよ。
○○の成分はグリホサートカリウム塩だけど、◇◇の成分はグルホシネートPナトリウム塩だから。
私も、○○をつかっていたけど、今日は◇◇を買いに来た。」
と教えてくださったのです。

早速、◇◇を4リットル購入し、20倍から100倍に薄めて使うように説明書に書かれていたため、約20倍に薄め散布機を背負い撒きました。
といっても散布機は、満タンで7リットルになり、かなりの重労働のため、夫が10回、私が2回、散布機を背負い撒きました。

そもそも、夫と私は、除草剤の情報はネットから得ていたものです。
ネットの情報は参考になることは多々あります。
しかし、全ての状態に適しているとはいえません。
今回の経験から、本当に役立つ確かな情報は実際にそれに携わっている方が保有しており、その経験から得た情報を、直接聞くことは何物にも勝ると改めて感じました。

今回の相続のことでは、税理士、弁護士の専門家からの的確なご意見をいただき、助けられたことも思い出しました。

専門家から学ぶとは 
よく考えれば、私がいつも体感していることでもありました。
認知行動療法を教えている際に、受講生やクライアントの皆さんから、
認知行動療法を本で読んだのですが、なかなか理解できず、日常で使うことができませんでした。
でも、先生に教えてもらったら理解できました。
偏った考え方とはこういうことだったんですね。
適応的な考え方は、このように作るのですね。
納得しました。
などの声をいただきます。

まさしくこれと同じですよね。

知識は物事を理解するうえで大切な要素ですが、その知識を使いこなせるようにするのは、現場力のマスタ―です。
その現場力は、経験したものだからこそ、わかるものが大半です。
だからこそ、現場力のマスターは、経験者から教えてもらうことが大いに役立ちます。

昔の人がおっしゃっている通り「餅は餅屋」なのです。
専門家に勝るのはないですね。

現場力から培った心理学・カウンセリング・認知行動療法をマスター 
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現場から培ったスキルをマスターいただけます。

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【記事監修】
ハートフルライフカウンセラー学院学院長
石川千鶴
国立大学・大学院卒業後、大手通信会社に入社。
理系出身者として研究開発部門、人事部門、経営戦力部門などに所属し、30代後半に管理職となり、人材育成や業務研修において、カウンセリングやコーチングの手法を修得。
仕事の重圧から心が疲弊し、自身でメンタルケアについて積極的に学習するなかで、認知行動療法に出合う。
認知行動療法を取り入れたカウンセラー&メンタルトレーナーや認知行動療法士などの専門家を養成するスクールと、認知行動療法を活用した心理カウンセリング・メンタルトレーニングルームを開設。
臨床を含むカウンセリング経験は10,000件以上。
毎年、1,000事例以上の相談に応じ、助言、指導、援助を行っている。
また、メンタルヘルスに関する知識として認知行動療法を含むカウンセリング・心理学の普及を図るため、教育および情報の提供を積極的に行い、毎年100名以上の専門家を直接、育成している。
厚生労働省・職業情報サイト(o-net)のカウンセラー(医療福祉分野)のカウンセラー紹介ページにて、学院長・石川千鶴がカウンセラーを務め、認知行動療法を用いたカウンセリングを行っている。
著書に『人間関係の悩みをスッキリ解く 5つの公式』(光文社)がある

 

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