こどもをやる気にさせる3つのテクニック
「うちの子はやればできる子」「やればもっとできるのに・・・。」という言葉をよく耳にします。
TVなどで「やる気スイッチ」という言葉が聞かれるように、子どもにやる気が見られないというのは、親として焦りやイライラした気分になります。
子どもにやる気を出させるにはどうしたらいいのでしょうか。
子どもの立場からみると、やらなければいけないと思っていても、なぜかやる気が出ない。
今、やろうと思っていたのに、親から「やりなさい。」と言われて、やる気がなくなった。
人に言われてからの行動は、やる気が半減します。
強制的か自主的か。
やる気は小さな意識の違いで大きく変わります。
子どもが自主的に「やる気」を出せる方法を紹介します。
1.褒める
「やる気」は気分を高めること、モチベーションを上げることです。
誰しも、褒められることは嬉しいものです。
自分の存在が認められ、評価されたということで、自信がつき「次も、頑張ろう。」という気持ちになります。
親は子どもを見守り、小さな頑張りも褒めてあげることです。
2.達成感を味わわせる。・・・できるところから始める
まずは、一つのことから始めます。できること、小さなことから始めることが大切です。
とにかく行動すること。行動することで、やる気は出てきます。
一つ行動することで、一つの達成感が得られます。
その達成感で、「やれば、できる。」という気持ちが生まれ、前向きな姿勢につながります。
ある子供の例
勉強の習慣がなく、読み書きも満足にできない子でした。
当然、やる気はなく、授業もただ座っているだけの状況で、漢字テストも0点ばかりでした。
そこで、「まずは、1点が採れるように練習してみよう。」ということで、取り組んだところ、1点が採れました。
初めての得点です。その子にとっては、嬉しいことでした。
やればできるということが、わかったようで、次から少しずつ勉強を始めました。
1点から3点、5点と目標を上げていき、満点を採れるようになったのです。
読み書きができるようになると、他の教科にもやる気が出たようで、少しずつ成績も上がってきました。
とうてい、不可能と思われた高校にも入学でき、今では立派な社会人です。
好きなことは、人それぞれ、何に対してやる気が出るのかも人によって違います。
親として、子どもがやる気を出せるように、まずはできるところから少しずつ行動させ、達成感を味わわせ次に進ませることが大切です。
3.環境を整える
「やる気」をそぐものは、取り除きます。
(1)物質的なもの
部屋の中に、ゲーム機などが放置されていると、気持ちがそちらに動きます。
机上に、目に見えるものが片付いていない状態では、勉強に取りかかる気持ちが薄れます。
子どもが、自ずから勉強をするように身の回りを整えてあげることも必要です。
(2)精神的なもの
「どうすればいいか、わからない。」
「成績が上がらない。」
「親に怒られる。」
といった、主にプレッシャーを取り除いてあげます。
親子で話し合って、目標を立てるといいでしょう。
目標を立てて、結果を目に見える形にすることです。
日々の前進(成長)を確認できると次へ進めます。
具体的に目に見えれば見えるほど、やる気は強くなります。
親の見守り、応援されるとやる気が出ます。
過度の期待はプレッシャーになることがありますが、親がいつも頑張りを認め、応援していると思うと、「もっとやってみよう。」という気持ちになります。
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