認知行動療法士のスキルを生かせる4つの場面 『認知行動療法士』
我々は皆ストレスの多い社会を生きています。
家庭でも、職場でも大なり小なりストレス状態になる場面に遭遇することはとても多い。
毎日と言ってもいいぐらいです。
それは認知行動療法のスキルを習得した私でも何ら変わることは有りません。
ストレスになることは変わらないけれども、対処のスピードが違います。
認知行動療法士の資格を取得しプロとして活動するようになった経験から、ストレスに対してのスキルの活かせ方を4つの場面でご紹介します。
1.セルフコントロールに認知行動療法を生かす
かねてから「自分のことは自分が一番よく知っている」と考えていました。
しかし、認知行動 療法のスキルを習得した今となっては、それは間違った考えであったことを知りました。
ストレスを受けてネガティブになっている自分の状態を客観的に整理して捉えることができるようになり、それができるから、どうしたら自分が元気になれるのかがわかるようになりました。
感情のセルフコントロールができるようになったのです。
※もともと認知行動療法の目的はクライアントさんにその方法を習得していただき、セルフコントロールができるようになっていただくことが目的ですから、ある意味当たり前ですね。
2.家族に対して認知行動療法を生かす
家族(身内)に対して認知行動療法を施すことは関係性が強すぎで不可能と言えます。
それでも家庭内でも認知行動療法のスキルは十分に生かすことができます。
私は83歳になる母と同居していますが、母は腰痛と手足の痺れ痛みと常に戦いながら日々を過ごしています。
当然毎日大きなストレスの中にいて悲観的になり行動力が益々低下します。
そんなときには母の悲観的な「感情」と「考え」をきちんと聴いて理解してあげることにしています。
そして母と話をする中で認知行動療法で学んだ「感情」を低減する「別の考え」を引き出したり提案したりしています。
これだけでも母は目に見えて元気になります。
認知行動療法のスキルを有効に生かせる場面の一つです。
3.職場で認知行動療法を生かす
職場でも仕事の仲間たちが「悩んでいる」場面に多く出くわします。
もちろん職場で「あなたに認知行動療法をやります」と言うわけには行きません。
しかし、セルフコントロールができるようになったのと同じように、仲間たちのストレスフルな状態も客観的に整理して見られるようになります。
もちろん、ちゃんとしたカウンセリングとしてその人たちと話をするわけではありません。
ですから「分かったつもり」になってはいけません。
それでも認知行動療法のスキルを持つことで彼らの状態を客観的に捉え、場合によってはカウンセリングに行くことを勧めたり、問題解決の手伝いをしたり、行き過ぎることのない的確なアドバイスができるようになるのです。
4.プロの認知行動療法士として活動する
認知行動療法のスキルを最大に生かせるのは、プロの認知行動療法士になることです。
私は今、プロの認知行動療法士としてとても充実した日々を送っています。
プロになるということは自分が施す認知行動療法に責任を持つということです。
その責任と結果に対してクライアントさんはお金を払ってくださるのです。
大きい責任です。
責任が大きい分、やりがいがあります。
クライアントさんは認知行動療法を通じて元気を取り戻してくださいます。
そして「ありがとう」とおっしゃってくださいます。
そんなとき「認知行動療法士になって本当に良かった」と感じます。
プロとなるために、プロであり続けるために、学んだ認知行動療法のスキルをキッチリと身に着けることはもちろん、日々の学びを続けること、自分を磨き続けることが必要です。
そして認知行動療法士として人間として、クライアントさんとともにさらに成長することができるのです。
これほどの喜びはありません。
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