スタート時の不安を一刀両断! ~4つの心理学・カウンセリング技法を活用~
新年度が始まり、約1か月経ったこの時期。
新入社員や新入生は、職場や学校に少し慣れた頃でしょう。
また、企業内での移動や進級をした方々も、何となく心の余裕も出てきた頃ではないでしょうか。
そんな中、「何かを始めたい」と思う方もいるのでは。
英会話、スポーツ、ヨガ、PC・・・。
健康のため、自分磨きのため、あるいはやってみたかった趣味など、目的は人それぞれ。
そんななか、心理学・カウンセリングをまずは学ぶことを推奨いたします。!
なぜなら、新しいスタートの時の不安は心理学・カウンセリング技法があれば上手に払拭してくれます。
心理学・カウンセリング技法がどのように役立つかをご紹介します。
1.スタート前の不安を払拭する方法
「英会話を習って仕事に活かしたいけど、社会人になってから覚えられるかなあ? 」
「スポーツは、ずっとやってなかったのにできるかなぁ? 」
「身体が固いけどヨガを習っても効果あるかなぁ?」
「PCでいろんな資料を作りたいけど、今からでも使えるようになるのかなぁ?」
何かを始める前は、ワクワク感とは逆に、 不安の種が生まれることもあります。
そんな時に役立つ心理学・カウンセリング技法をまずは2つご紹介します。
(1)認知行動療法
考え方を変えて気持ちに楽にするのに役立つのが認知行動療法です。
例えば、
「英会話を習って仕事に活かしたいけど、社会人になってから覚えられるかなあ? 」
↓
「英語を覚えるのは難しいけど、英語を覚えている人はたくさんいる。私も覚えられる。」
「スポーツは、ずっとやってなかったのにできるかなぁ? 」
↓
「スポーツは久しぶりなので、まずはルームランナーから無理のないところから始めよう」
「身体が固いけどヨガを習っても効果あるかなぁ?」
↓
「身体が固いからこそ、やりがいがある」
「PCでいろんな資料を作りたいけど、今からでも使えるようになるのかなぁ?」
↓
「PCスクールはPCを教えてくるところ。まずは飛び込んでみよう」
などと、ネガティブな考え方をちょっと変えてみるだけでスタート前の不安は払拭されます。
(2)交流分析理論・エゴグラム(性格分析)
交流分析のエゴグラムは性格を分析する方法です。
質問に対し、はい、どちらでもない、いいえ、で答えます。
エゴグラムで自分の性格を知ることにより、目標に向かう自分を変えることができます。
エゴグラムでは、
①「自分の信念や価値観に従って理想を求める」タイプ
②「思いやりの心を持ち親身に人の面倒をみる」タイプ
③「合理的な考えを持ち理論的に物事を処理する」タイプ
④「欲求のままに振る舞って自然な感情を表す」タイプ
⑤「自分の気持ちを抑えて相手に順応する」タイプ
の5つのタイプうち、自分はどこのタイプの要素が強いかが分かります。
例えば、
やりたいことは上記②タイプの性格なのに、自分の性格は上記①タイプだった場合。
その場合は、
①タイプの性格要素を使わないようにするのではなく、②タイプの性格要素を強くするように取り組めば良いのです。
②タイプの性格要素を強くするには、
・人に親切にする
・自分から進んで挨拶する
・動物を飼う
・植物を育てる
等々です
このようにどのように取り組めばよいかも、心理学の学びで身に付きます!
2.スタート後の人間関係や、自分の気持ちの不安を払拭する方法
始める前の不安が払拭され、いざ、やりたかったことを始めてみました。
しかし、新しい人間関係に疲れたり、慣れないことで戸惑ったり。
そんなときに役立つ心理学・カウンセリング技法して、アサーションとストレスコーピングをご紹介します。
(1)アサーション
アサーションとは、自分と相手双方の気持ちを大切にした表現方法です。
自分の気持ちをはっきり伝えるとともに、相手のことも考えて調整を図りながらのコミュニケーションをします。
例えば、英会話教室の後、英会話カフェに誘われた時に断りたい場合
単に「行きたくありません」とだけストレートに言うのは簡単です。
しかしその言い方では自分の気持ちは伝えられても、相手の気持ちに配慮はしていません。
相手をがっかりさせてしまうかもしれないのです。
逆に、あまり興味がないのにせっかくの誘いだから、と思ってYESと答えた場合。
これは相手のことだけ考え、自分の気持ちを抑えているのでストレスになってしまいます。
アサーションを使った言い方の例は、
「申し訳がないのですが、僕はまだ英会話カフェに行って話すだけのスキルがないから、今回は遠慮します。
でも、●●さんくらいに話せるようになったら参加させてください。
今回は誘ってくれてありがとう」
となります。
(2)ストレスコーピング
ストレスコーピングとは、ストレスとうまく付き合いながらの対処方法です。
なかなかPCが上達しないという場合を例に、2つのストレスコーピングをご紹介します。
①評価に対するコーピング
「ねばならない」思考を変える
「習っているのだからPCで質の高い資料を作らなければならない」
という考えを
「 PCで質の高い資料がつくれるようになればこしたことはないけれど、まずは文章を書けるようになればいい。一歩一歩進めよう」
と柔軟に考えます。
②反応に対するコーピング
リラクゼーションを行う
ゆっくりお風呂に入ったり、アロマオイルをたいたりして、五感に働きかけます。
このように、新しいことを始める時はもちろん、日常生活のあらゆるシーンでカウンセリング技法は非常に役に立ちます。
まだまだ多くの心理学¥カウンセリング技法があります。
心理学・カウンセリング技法が身に付くと、これまで以上に人生が充実します。
豊かな人生のために、心理学・カウンセリング技法について学んでみてはいかがでしょうか。
スクール説明会
- 学び方、学びの活かし方、資格取得の方法など詳しく説明
- レッスン・カウンセリングまで体験できる
\きっと得する!/
無料スクール説明会はこちら
参加者の方は
5つの特典付き