自分を責める?他人を責める?世に中を責める?
昨日、自動車の車検のため、とあるディーラーに行った時のこと。
既に2週間前に予約をして、費用も支払い、車検のための手続きは終わって、昨日は車を預けるだけの予定でした。
しかし、車検の予定に組み込まれていない、更に、代車の予約が入っていませんでした。
代車を借りる際に、
「事前にお伝えいただいておれば用意をしておけたのですが」
といった、私を責める言葉が続きました。
予約のために来店もしましたし、更に代車を借りることは伝えていました。
しかし、なぜか、予約もされていないし、伝わってもいなかったようです。
そのうえ、予約した際の領収書を見せたのですが、反応はあまり変わらない感じでした。
実は、対応の仕方は、伝わっているか否かではなく、
対応する方の考え方、
・自分を否定する、
・他人を否定する
・世の中を否定する
かによって違ってきます。
自分を否定する人でしたら、
「すみません。対応ができていませんでした。」
となります。
しかし、今回の対応者は、他人を否定的に考える方だったんでしょう。
だから、
「事前にお伝えいただいておれば用意をしておけたのですが」
となったのです。
常識感は人によって、違いますので、普通は、一般的に、常識的に
「代車は用意するもの」
と考えていては、ストレスになってしまうこともあります。
人の否定的な考え方は大きく3つに分かれます。
①自分を否定的
②他人を否定的
③世の中・将来を否定的
この3つをほどよく持っておればいいのですが、どこかに偏りすぎるとストレス原因となります。
もうひとつ事例をご紹介します。
Aさんは多額のお金を借り、返済を全くしませんでした。
何カ月も返済しないどころか、返済の話しすらしないのです。
そのため、貸した方が返済についての話しをしたいと伝えたら、謝罪の言葉は全くなく
「貸したあなたが悪い。」
「返すお金があれば返しますよ。でも、あなた以外にも借金が沢山あるので返せないですね。」
「請求するようであれば、訴えますよ」
というのです。
Aさんの言葉は、常識外れの開き直りのようにも思えますが、これは、他人否定が強いから言える言葉です。
何しろ、『他人は悪い』といったような考え方が根本にあるため、
「貸したあなたが悪い。」
と言えるのです。
貸した方は、Aさんのことを考えて善意で貸しても、他人否定が強烈に強い人にかかっては、恩をあだとなって返されるとなるのです。
Aさんを自分勝手と思う人も、Aさんのいう通りと思う人もいます。
家族ですと、『似たもの夫婦』『子は親の鏡』『同じ穴の狢』という言葉もあるように同じ考え方をすることが多いため
たとえば、Aさんの家族ですと
「貸した方が悪い」
「請求されれば、訴えればいい」
という話で盛り上がり、返済するという考えは出てこないことがあります。
自分の考え方のタイプを知り、更に、
周囲にはどんなタイプがいるかを知っておくと
冷静に物事をとらえることができ、そしてストレスにならずに対処もできるようになります。
まずは、自分の考え方のクセを知ってください。
そして、対処方法を身につけてください。
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