元教師による支援局 [教師&保護者向け] 認知行動療法士:畑千栄子
2016.04.23
バランス思考で 自分らしく 楽に生きられるように!
認知行動療法士・心理カウンセラー・メンタルトレーナー 畑 千栄子
38年間の教師生活を終え、定年後は教育現場を離れて、今までできなかったことや自分の好きなことをやろうと思い、3年間を過ごしました。
しかし、趣味が仕事のような生活だった私には、家の中にこもってしまうのは物足りない気持ちがあり、生涯打ち込めるものはないかと模索していたところ、新聞記事の某カウンセラー学院の生徒募集の欄に目が留まりました。
中学生の頃に「カウンセラー」という職業があることを知り、興味をもち、私もカウンセラーになりたいと思ったことがありました。その頃はまだ聞き慣れない職業で、どうしたらなれるのか見当もつかず、そのまま教師という仕事に就きました.教師の仕事にも、生徒指導や保護者との関わりの中にカウンセラーのような役割があったので、そこでやりたかったことを無意識にしていたのかもしれません。
教師の生活を振り返ると、本当に「先生は大変だ!」というひと言に尽きます。
一般の人は、教師は夏休みも長くて楽でいいね。と思っている人が多く、実際に教育現場を知らない友人たちに、私もよく言われました。
実情は、勤務時間をはるかに超過する毎日で、振り返ってみると定時に帰る事ができたのは、数える程少なかったと思います。授業の進度も心配、生徒が待っていると思うと、体調が悪くても休めない状況でした。
授業の教材研究、試験や成績の処理、学級経営、各種の行事の取り組み、保護者への対応、部活動など、やるべきことが多く、生徒が帰宅した後にやらざるを得ない。
さらに、校内暴力や不登校、いじめなど、生徒間の人間関係での問題や保護者との関わりなど、心身ともに疲れる状況です。
いろいろな考え方の教師がいるので、例外もありますが、とにかく忙しく、ストレスは溜まります。
新聞やテレビなどでも教師のうつ病やストレス(それによる自殺)などの記事を取り上げていますが、私の身近なところにも、精神的に疲れて、療休や休職に入る人たちがいます。
一般的に、真面目で責任感が強く、問題や悩みがあっても上手く相談ができず、自分ひとりで抱え込んでしまいがちな人が多いのではないかと思います。
私の願いは、先生たちが、自分らしく、生き生きと活動できること、生徒たちと笑顔で向かい合えることです。今までの経験を生かし、先生方の心のサポートができたらと考えています。
また、思春期の子どもたちと関わってきた経験も生かし、保護者の方々の子育ての相談があれば、一緒に考えさせていただきたいと思います。
夢を実現すべく、いくつかのカウンセラー学院を実際に見学(体験入学)したり、インターネットで調べたりした結果、ハートフルライフカウンセラー学院に入学しました。
心理学の基礎からカウンセリング実習まで、わかりやすく楽しく学ぶことができ、特に、最近注目されている認知行動療法は他所よりも実習が多く、有意義な内容でした。
ハートフルライフカウンセラー学院で、講師として更に勉強していきながら、心理カウンセラー、認知行動療法士として、教師と思春期の子どもの保護者を対象に、問題やお悩み解決のサポートをさせていただきたいと思います。
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