OLからの転身ストーリー【自分を許し自己肯定感を持つ】
2016.12.19
ハートフルライフカウンセラー学院のスタッフ・心理カウンセラー・メンタルトレーナーの鳥沙ゆきこです。
今回は、「自分を許し自己肯定感を持つ」で自分の気持ちを変えることができると実感したことについてです。
私は元々、他人の目を気にする性格で、何か失敗すると
「嫌われたのではないか」
「相手に不快な思いをさせてしまったのではないか」
といったことを考え、不安な気持ちをずっと引きずっていました。
そして、自信をなくし、自己否定感を感じていました。
例えば、OL生活の中で次のような出来事がありました。
当時、私は営業事務の仕事をしてたので、自分の仕事が営業社員の責任に繋がることがありました。
いつも緊張感をもってミスがないよう細心の注意を払っていました。
ところがある時、自分の確認が十分でなかったために、取引先にも影響するミスを起こしてしまいました。
そのミスに気づいてからすぐに担当の営業社員に報告しましたが、「大変なことをしてしまった、どうしよう」という強い焦りに心が支配されました。
私のそのミスから、営業社員は取引先企業へお詫びの連絡をし対応方法を話し合って、結果、無事に問題解決することができました。
私はその営業社員に心から謝罪をしました。
初め、険しそうな表情をしていた営業社員でしたが、問題解決した後は穏やかな表情がうかがえました。
そして、「次から気をつけてもらえれば大丈夫だから」と通常と変わらない口調で声をかけられました。
でも、私は問題が解決できたことへの安心感よりも、自分がミスをしてしまったことへの罪悪感が大きかったのです。
「営業社員さんに大きな手数と負担をかけてしまった」
「取引先の企業にも迷惑をかけてしまった」
このような気持ちからずっと抜けられずにいました。
また、そのうちに
「私は営業社員さんに使えない社員だと思われたかもしれない」
「信用を失ったかもしれない」
という考えが膨らみました。
私は自責の念に駆られ、落ち着きが取り戻せずに、その日はほとんど集中して仕事に取り組むことができませんでした。
それから少し経ったてから、私は心理学の授業で大切なことに気づかされました。
「自己カウンセリング」についての授業の中で、「自分を許せるのは自分だけ」ということを学んだのです。
「自分にとっては後悔するような、恥をかくような行動に思えたとしても、周りの人はその出来事すら覚えていないケースがある」
「ある出来事に対して、自分だけが過剰に反応していることがある」
このように考えると、視点を変えて物事を捉えられるようになります。
自分を許して自分を認めることができれば自分自身で気持ちを楽にすることができるのです。
自分を否定的に考えていると、いつまでもくよくよした気持ちから抜け出すことができません。
自己肯定感を高めることで様々な場面で生きやすさを感じていくことができるようになります。
私は授業を聞きながら、上記にある、仕事でミスをしたことを思い出していました。
「自分を許せずに落ち込んでいても良いことはない。まずは自分を許して、次からは同じようなミスを起こさないように入念に確認していこう」
このように前向きな考えを持つことができるようになりました。
自分の捉え方次第で、自分の気持ちはマイナスにもプラスにもなります。
そして、自己肯定感を高めるために、自分を認め許していくことができるのは自分自身です。
このことは、私にとって仕事やそれ以外の日常生活にも役立つ大きな学びになりました。
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