摂食障害克服記 (第十三回目) 【高校2年 6月 – 痩せたい気持ちと習い事】
2016.01.25
ハートフルライフカウンセラー学院のスタッフ、鳥沙ゆきこです。
今回は、拒食症になって次第に痩せていき、体力が衰弱してもなお、まだ「痩せたい」という気持ちが強くあった頃のお話しです。
拒食症になってから、「体のことに話しを触れられたくない」という思いと、気をつかって話すことに疲れてしまうということもあり、次第に友達との付き合いを避けるようになりました。
また、部活も辞めてしまったため、(関連記事:摂食障害克服記 (第十回目) 【高校1年 3月 – 完璧にできない自分と部活動】 )放課後も休日も家で過ごすことが多くなりました。
すると、勉強の不安や食べることへの恐怖を感じる時間が長くなり、精神的に不安定になることがより多くなっていきました。
何か気分転換できる習い事をしてはどうかと周りからのすすめもあり、週1回ほどで楽しくできるような習い事を探し始めました。
そして、自分が一番興味があったジャズダンスを習うことにしたのです。
「痩せにより体力が低下しているのにダンスなんて何を言っているのか」
と親に反対されるかと思いましたが、それより精神安定を望んでくれていたのか意外でしたが、両親は何も言わず見守ってくれていました。
それを考えると心が痛みましたが、ジャスダンスは以前から興味があったという理由もありますが、少しでも痩せられたらという思いもあったのです。
当時、体重は30kg台前半で すでに痩せ細った体でしたが、それでも「痩せたい」という思いは消えませんでした。
ただ、「ジャスダンスをやりたい」という思いと、現実 体力がついていかないということもあり、長続きはしませんでしたが、精神面では一時、少しは落ち着いていた覚えがあります。
ダンススタジオの大きな鏡を見ながら、
「本当は痩せる必要もないはずなのに、痩せていないと安心できない。私のダイエットはいつまで続くのだろう」
「拒食症が治り、痩せなくてもいいと思えるときが来るなんて考えられない」
と毎回 心の中で思いながらレッスンを受けていました。
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