摂食障害克服記 (第二十回目) 【高校2年 2月 – 糖質摂取への考え方】
2016.03.14
ハートフルライフカウンセラー学院のスタッフ、鳥沙ゆきこです。
今回は、糖質摂取への恐怖感や罪悪感が減少するきっかけとなった出来事にについてです。
私は元々甘いものが好きで、ケーキやチョコレート、アイスクリームなど喜んで食べていましたが、拒食症になってからは、糖質はダイエットの敵だと、できるだけ避けるようになりました。
1日にチョコレート2粒以上は糖の取り過ぎだと考え、アメ1個の糖分も異常に気になりました。
一方、拒食症で痩せた体には冬の寒さは辛く、(参考記事→摂食障害克服記 (第八回目) 【高校1年 1月 – 体温低下と冷え】 )寒さに大きなストレスを感じ、体力も奪われるせいか、特に冬の間は体が甘いものを欲しました。
甘いものが食べたい気持ちと、糖質摂取への恐怖感が入り混じり、更にストレスとなったので、主治医の先生にそのときの気持ちを話してみると、こんな言葉が返ってきました。
「脳のエネルギー源は何か知ってる?考えたことないかもしれないけど、脳がエネルギーとして使えるのは実は糖質(ブドウ糖)だけなのよ。学校で勉強も頑張りたいと思ってるんでしょ?それには糖質が必要ね。」
今まで頑なに糖質の摂取は悪いことだと考えていましたが、脳は糖しか使えないことを知り、甘いものをたべることにただ罪悪感しかなかったものが、
当時の自分にもプラスに働くことがあると分かり「自分の気持ちを許して甘いものを食べてもいい」と大きな安堵を感じました。
太ることが気がかりだったので、何も考えずに甘いものを食べることは出来ませんでしたが、以前より糖分への恐怖感や罪悪感は緩和されるようになり、ストレスが少なくなりました。
今回も「摂食障害克服記」を読んでいただき、ありがとうございました。
「摂食障害克服記」は毎週更新していきます。
よろしくお願い致します。
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