子育て奮闘記 ー 夏休みを振り返って ー
2016.09.07
ハートフルライフカウンセラー学院スタッフの 斉藤由佳です。
今日は、『夏休みを振り返って』のおはなしです。
長い夏休みも終わり、元気に登校してくれる子供達の背中をみて『今年の夏もがんばった!』と安堵の気持ちになっている今日この頃です。
母子家庭の我が家ですので、夏休み前は正直 気が重くなります。
子供達にしてみれば、夏休みというだけで嬉しいのかもしれませんが、その楽しみにしている夏休みを、『どんなふうにすごさせてあげるか』の一手が私にかかっていると思うと気が重くなってしまうのです。
旅行の計画や、宿題、自由研究、などなど、まだまだ私が手を貸してあげなければいけないことばかりです。
元々 旅行の計画も好きではなく、いつも計画してもらったプランに同行していたタイプなので、それだけでも気が重くなります。
ですから、少しでもいい気分で過ごして欲しく『夏休み!子供達に耳触りのよい言葉をかけるぞ月間』と称してやっていたわけです。
これも後半になると気持ちも緩みできないことも増えてきました。
子供達の残っている宿題をみてはイライラしたり、自由研究の題材で頭を痛めたりと右往左往の後半でした。
そんな気持ちになるたびに、『耳触りのよい言葉!言葉!』と思って取り組むのですが、これがなかなかできませんでした。
そして夏休み最終日の夜、子供達が『明日から学校か~ イヤだな~』と話始めました。
私が子供だった時、夏休みは楽しかったのですが 長いので家にいるのも飽き『早く学校に行きたい』と思ったので、この言葉が意外でした。
そして理由を聞くと『家がやっぱり楽しい~』と言ってくれ、その言葉を聞いた時 『家を好きでいてくれてるんだな』と本当に嬉しい気持ちになりました。
それは私だけの力ではなく、私が不在の時は二人で留守番でしたから兄弟の関係性もあるでしょうし、子供達も子供達なりに支え合って過ごしてくれたんだと思います。
私が一人で『楽しませてあげよう』とか『いい思い出を作ってあげよう』とか、やってあげることばかり考えて気が重くなっていたのですが、私の予想とは反して、子供は子供で受け身な立場だけで過ごしているのではなく、親がいない時 自分は兄弟とどう過ごせばいいのかと何がしらの責任感を持って行動していたのだと思います。
家の中に自分の責任があり居場所があることが家を好きでいてくれる理由なのだと 子供達の話を聞いて感じました。
私は『私がやってあげなきゃ』と思い 独りで考え悩んだりしていましたが、これでは子供達がやってくれていることにも気付かないままで…
「やってあげる人」が母親で、「やってもらう人」が子供と思っていると、その視点でしか子供のことも見れません。
でも、子供は「やってもらう」だけではなく「やる気持ち」も持ち合わせていて、その気持ちがあるからこそ家を大切に思うことができるのだなと感じました。
これからは『三人でやっていくんだ』という視点で見ていこうと思い、視点が変わると自ずと接し方も変わっていくんだろうと新しい兆しが見えた夏の終わりでした。
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