子育て奮闘記 ー産後うつ Part2ー
2016.05.18
ハートフルライフカウンセラー学院スタッフの 斉藤由佳です。
今日も前回に引き続き産後うつのおはなしです。
育児のマニュアルどおりにいかないと、その原因を探し始めます。
寝てくれなかったり、おっぱいを飲んでくれなかったり、泣き止まなかったり…
オムツ、母乳、ミルク、体調管理、睡眠と… 育児書のとおりに対応しても、うまくいかないこともたくさんあります。
そして、その原因の全てを『母親である私の責任だ』と考えがちです。
私の子供は、どちらかというとよく寝てくれるほうでした。
私が通っていた産婦人科の助産婦さんから「添い乳をするとよく寝てくれて楽よ」と教えてもらったので(諸説ありますが)ほとんど夜中起きることなく寝ることができました。
それでもお昼間はそういうわけにもいきません。
家事をしようと思っても 泣き出すと手を止めてオムツなのか、おっぱいなのか、あらゆることをやっても泣き止まないことも少なくありません。
でも、たいていの場合 抱っこさえしていれば赤ちゃんは落ち着いてくれますが…
抱っこだけで一日を終えるのも許せない気持ちになります。
第一子が産まれた時は、結婚して3ヶ月後という新婚ということもあり、
『家事も完璧にして主人にも認めてもらいたい』でも、高齢ということもあり体はすぐに疲れます。
主人の前では、善き妻 善き母を演じていましたが、自分の中ではいっぱいいっぱいでした。
よく育児本などでも『子育てはひとりでがんばらず、まわりの人に助けてもらいましょう』などの記事を目にはしていましたが…
『母は他界していないし、主人は仕事で忙しいし、友人は遠方だし…』と言い訳しては
『私はひとりでがんばるしかない』と自分を追い込んでいました。
そしてどんどん自分を孤立させ 『私がやらなきゃ』という気持ちを強くしていきます。うまくことが運ばないとイライラもしてきます。
でも実は…
助けてもらう状況がないことが 自分を追い込んでしまう原因ではなく
助けてもらう気持ちがないことが 自分を追い込む原因を作っているので 誰かに相談しようともしません。
これでは自分で自分を追い込んでいるのは一目瞭然ですよね。
でも、そんなふうにしかできない自分… 私の場合は完璧な自分でありたかったんですよね。その完璧さを求めるがゆえに自分を苦しめていることに気付きました。
気付いたといってもかなり後のことになりましたが…
もっと早い段階で 自分の考え方(認知)を変えていければ 気持ちの余裕を持って子供のお世話ができたんだとおもいます。
完璧にやりたくって… これはこれで頑張ったというところもあるの自分で自分を褒めてあげたい気持ちもあります。
でもひとつ残念なことは、完璧さに捉われて 寝てもらうことばかりに意識を向けていたので 新生児という天使の時間を楽しんで子供と過ごせなかったことです。
今から思えば… 家事もそこそこで『一日中抱っこでもよかった』ともおもいます… 今となっては 子供にお願いしてもそんな時間を作ってはもらえませんからね。
子供の成長は本当に早いです。日々成長して なにがしらの変化があります。
そして同じ状態を二度と経験することはできません。
その一瞬一瞬が大切な成長記録であり、二度とない大切な時間なのです。
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