防衛機制~強いストレスから自分を守る、心の機能
ハートフルちゃん:
「皆様、新年あけましておめでとうございます。
今年もよい1年にして参りましょう」
ひろしさん:
「おめでとうございます、今年もよろしくお願い致します。
ところで先日の仕事初めの日、私の友人の息子さんが、 『久しぶりに、休み明けに会社に行ったらドッと疲れた。
土日は趣味の野球をして、グラウンドを走り回るよ』 って言ってたんですが…」
ハートフルちゃん:
「野球ですか。身体を動かすと、寒さも吹き飛びますね。」
ひろしさん:
「そうなんですけれど、平日に仕事をして、 疲れているのだったら、土日ぐらい家でゆっくりすればいいのに、 と思うんですよね?」
ハートフルちゃん:
「その友人の息子さんのような行動を『現実への逃避』と言います。
例えば仕事など、困難なことに直面した時に、別の行動をして、 その行動に没頭することによって不安を解消しようとする、 心の動きなんですよ」
ひろしさん:
「現実への逃避、ですか。何だか、良くない響きに聞こえますね」
ハートフルちゃん:
「いいえ、これは『防衛機制』と言って、誰にでも認められる、 正常な心理作用なんですよ。
だからご安心下さい。
ひろしさんも、例えば雑誌などで、モデルさんが格好良い服装や、 髪型をしていたら、それを真似したことはありませんか?」
ひろしさん:
「あっ、あります、あります それも『防衛機制』の一つなんですか?」
ハートフルちゃん:
「そうなんです。『同一視』と言います。他にも『補償』と言って、 苦手なものを他の面で補う、という防衛機制もありますよ」
ひろしさん:
「あぁ私も新入社員の時は、仕事が不完全な分、挨拶だけでも、 ちゃんとしようと頑張っていましたね。
なるほど、防衛機制って、日常の色々な場面で見られるものですね」
ハートフルちゃん:
「他にもまだまだありますよ。詳しくは授業でドウゾ」
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