知りたい、認知行動療法の技法…摂食障害では…
ハートフルちゃん:
「認知行動療法の実践が、 残すところあと1回となりました」
のり子さん:
「今日勉強した、『問題解決技法』について、私も興味があるんですが、 どんなものなのか詳しく教えて貰えますか」
ハートフルちゃん: 「ブレインストーミングって聞いたことはありますか」
のり子さん: 「初めて聞きました…片仮名が出て来ると、難しそうですね」
ハートフルちゃん:
「大丈夫ですよ。
例えば摂食障害を例にとってみましょう。
過食嘔吐をやめて、よりよく生きたいと思っているクライエントさんが、 問題解決技法によって、どんなふうに解決・改善していくのか。 まずは、状況を具体的に表現します」
のり子さん:
「いつ、何処でどんなふうに、過食嘔吐したかですね」
ハートフルちゃん:
「そして、より良い方向に持っていけるよう、認知を整えます」
のり子さん:
「どう考えてみると、良い方向に持って行けるかを考える、 ということですね。」
ハートフルちゃん:
「そうです。そして、現実的な解決・改善状況をイメージします」
のり子さん:
「いきなり『過食嘔吐を絶対しない』ではハードルが高いですものね。 私も、『今年は絶対痩せる』と自分に課題を課すのですが、 ハードルが高すぎていつも挫折します」
ハートフルちゃん:
「そんな時は、問題解決技法を用いるといいですね。 イメージが出来たら、その実現のためにどんなことが出来そうか、 行動的/認知的な工夫をブレインストーミングします」
のり子さん:
「ここでブレインストーミングが出て来るんですね。」
ハートフルちゃん:
「そうなんです。例えば、 『食べ物を戸棚にしまっておく』『食べたくなったらテレビを見る』 『散歩して気を紛らわせる』『食べたつもりで500円貯金する』 などなど、たくさんたくさん、挙げていきます」
のり子さん:
「それを、全部やるのは大変そうですが…」
ハートフルちゃん:
「大変ですよね、だから、挙げた方法について1つずつ、 有効性(役に立ちそうか)、実行可能性(出来そうか) を検討して、絞り込んでいくんですよ。 そのうえで実行計画を立てて、実践していくんです」
のり子さん:
「なるほど。手順を追って実行していけば、出来るような気が してきました。」
ハートフルちゃん:
「日常生活の問題によりよく対処するための問題解決スキルですよ。 実行して検証していくことが大切なので、まずは心をゆったり持って、 1つずつ取り組んでいきましょう。」
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