認知(考え方)の偏りに気づく
ひろしさん:
「あぁ、もう私の人生はお先真っ暗だ…」
ハートフルちゃん:
「ひろしさん、ずいぶんと顔色が良くありませんね。何があったんですか?」
ひろしさん:
「聞いて下さい…付き合っていた女性と別れたんですが、私はもう、一生、誰とも恋愛なんか出来ないし、誰からも愛されないに違いありません…」
ハートフルちゃん:
「おやおや、ひろしさんは『一般化のしすぎ』ですね。
人は考え方(認知)に癖があるんですよ、
ひろしさんの場合は『一つか二つの事象を見て、すべてこうだ』と、思い込んでいるんですね」
ひろしさん:
「でも彼女と来たら、別れ間際に『あなたは、優しくて気が利いて、真面目だし清潔感があるし、笑顔も素敵。でも服装がイケてないわね』という捨て台詞を吐いて、去って行ったんです。」
ハートフルちゃん:
「ひろしさんの良いところを、数多く、挙げてくれていると思いますが…。
今は『選択的抽出』の考え方に偏っていますね。
『否定的なことにこだわり、肯定的なことを無視している』状態です」
ひろしさん:
「私はどうしたら良いんでしょうか。
こんな苦しい状態から、立ち直りたいです。」
ハートフルちゃん:
「ではひろしさん、まずは自分の考え方の傾向を認識し、変えることを始めてみましょう。
悪い方向に考えてしまう『認知の偏り』を見つけたら、その認知が、事実に裏付けられたことなのか?、本当に正しい考えなのか?、自分自身に問いかけていくんです」
ひろしさん:
「なるほど。
『考えと事実を混同していないか?』と自問自答するんですね」
ハートフルちゃん:
「★自分がこのように考えていることを、家族や友人が知ったら、どんな言葉をかけてくれるだろう?
と問いかけてみても、視点を変えて、客観的な見方が得られますよ。
今後、どんどん認知行動療法に取り組んでゆくので、
ひろしさんの心もきっと楽になります。
楽しみにしていて下さいね。」
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