感情の理解ってどうすればいいの?
まりさん:
「クライエントさんの感情を理解する、って難しいですね」
ハートフルちゃん:
「そうですね。何かあったんですか」
まりさん:
「今日、とある20代男性の悩みをカウンセリングしまして、その時のことなんですが…、
嬉しい、楽しい、悲しい、悔しい…、って、気持ちを表す言葉がありますよね」
ハートフルちゃん:
「感情言葉、と言われる言葉の数々ですね。
クライエントさんが感情の言葉を言った時には、受け止めて応答することが大切です。」
まりさん:
「そうなんですけれど、彼は感情言葉が少なくて、全部『やばい』の一言で表現したんです。
今の『やばい』は、『辛い』なのか、『良かった』のかを、判断するのがなかなか大変でした。」
ハートフルちゃん:
「そうだったんですねー。では、傾聴の時の心構えについて、再度おさらいをしましょう。
クライエントさんの感情を理解するには、『言語』も大切。
そして、『非言語』の観点からも、理解出来るんですよ」
まりさん:
「非言語…というと、ため息とかすすり泣きとかですね」
ハートフルちゃん:
「そうです。その他にも、
『声のトーンや明暗』、
『ハンカチをギュッと握り締める』、
『目線』、
『話すスピード』
などなど、色々なところに、クライエントさんの感情を読み取るヒントがあります」
まりさん:
「あぁ、そうですね…
すべてのクライエントさんが、上手く感情を言葉に出来るとは限らないですものね。
積極的な関心を持って、今度こそ、彼の非言語にも注目し、感情を理解出来るよう頑張りたいと思います。」
ハートフルちゃん:
「ぜひ、まりさんの価値観は棚の上にして、まずは心をこめて聴いて下さいね。
そして、結論は急がせず、彼に寄り添うことを心がけて下さい。
きっと良いカウンセリングが出来ると思いますよ。」
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