不快な気持ちを変えるのは?
のり子さん:
「では、ひろしさん。
もし、ひろしさんの大切なお友達が、ひろしさんと同じような状況で、このようにお考えになり、不快な気持ちを感じているとしたら、ひろしさんは、どんな言葉をかけてあげて、お友達の不快な気持ちを、 和らげてあげると思いますか?」
ひろしさん:
「うぅ~ん…うぅ~ん…」
ハートフルちゃん:
「お二人で、認知行動療法の練習に取り組んでいるんですね。 実践は数をこなせばこなす程、上達しますから、素晴らしいですね。」
のり子さん:
「それにしても、ひろしさんは、なかなか新しい考えが、 出てこなくて、困っているみたいです。」
ひろしさん:
「そうなんですよ…『悪い方に考えてしまう認知の偏り』について、 見つけることは出来たんですが、どうしたら、新しい別の考えが、 出て来るのか…?」
ハートフルちゃん:
「なるほど、では、こちらの表をご覧下さい。 きっと参考にして戴けると思いますよ。」
のり子さん:
「わぁ、『認知の偏りのパターン』別に、『客観的な考え方』の、 事例が載ってる。 これを見れば、考え方のヒントが得られますね。」
ひろしさん:
「本当だ。私の場合は、
『否定的なことだけでなく、肯定的なことも見る。例えば、”失敗した部分もあるけど、成功した部分もある”と考える』
あ、新しい考えが浮かびました。
『これとこれは認めて貰えなかったけれど、ここは認めて貰えた。 ミスした1回より、成果を上げたことが3回もあるよ』
と、 言ってあげると思います」
ハートフルちゃん:
「そうそう、その調子ですよ。
一朝一夕で、考えをすっかり変えることは難しいですから、一歩ずつでもいいので、不快な感情を和らげることに、 取り組んでみて下さいね。
変わろうと思えば、きっと変われますからね。」
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