カウンセリングの基礎は‘傾聴の態度’
まりさん:
「へぇー、カール・ロジャーズって、『自己理論』の提唱者だったんだ・・・そこから、『自己一致』という言葉が出て来て、来談者中心療法に、繋がったんですね…」
のり子さん:
「あぁ、今日の授業のことですねカウンセリングの基礎、『クライエント自身の成長力や自己実現力を信頼する』、って理論は、カール・ロジャーズが提唱したんだって」
ひろしさん:
「でも、私は認知行動療法を身につけたいと思っていたんですが、そういう場合でも、自己理論や来談者中心療法について、勉強した方がいいんでしょうか?」
ハートフルちゃん:
「皆さん、カール・ロジャーズについて、色々と新しい、知識を定着して戴けたようですね。
では、ひろしさんの疑問にお答えしましょう。
実は、来談者中心療法というのは、すべてのカウンセリングの基礎となるカウンセリングなんです」
まりさん:
「えぇ!全然、違うもののように思われましたが・・・」
ハートフルちゃん:
「一見、違うもののように感じられますが、認知行動療法を、行う上でも、
★傾聴の姿勢を保つ
★解決策を最もよく知っているのはクライエント自身
★クライエントの体験に心を寄り添い、尊重する
という点は、共通のものなんですよ」
のり子さん:
「そうか、確かに、認知行動療法はアセスメントシートに基づいてカウンセリングを行うけれど、そのシートを、埋めることに夢中になってクライエントさんを質問責めにするのは、本末転倒ですよね。」
ひろしさん:
「言われて見れば、受容・共感・自己一致の態度は、認知行動療法でも大切なことですね」
ハートフルちゃん:
「ですから、今のうちから知識・理論・実践に、しっかりと取り組んで戴き、自信を持って認知行動療法の、実践に臨めるようになるまで、共に頑張りましょうね。」
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