自律訓練法
自律訓練法とは、一種の自己催眠法であるリラクセーション法の一つ。
1932年にドイツの精神医学者J・H・シュルツ教授が始めた心理生理的治療法。
1950年代ぐらいから日本でもポピュラーとなり、学校教育・スポーツ・産業・企業など、様々なところで、広く用いられています。
自律訓練法の流れ
(1)準備と姿勢
(2)6つの公式
・背景公式
・第一公式(四肢の重感)手足が重たい:手や足には重さがあるため、からだの余分な力が抜けていて、からだの微妙な感覚を意識できるようになると自然と重さを感じるようになる。
・第2公式(四肢の温感)手足が温かい:リラックスするほど手足の温度は上がっていく。また手足には温度があるため、十分にリラックスできると「温かさ」を自然に感じるようになる。
・第3公式(心臓調整)心臓が静かに打っている:リラックス状態では、心臓は静かに打っている。それをただそのままに感じることで、さらに深くリラックスしていく。
・第4公式(呼吸調整)楽に呼吸している:リラックス状態では、楽に深い呼吸をしている。それをただそのままに感じることで、さらに深くリラックスしていく。
・第5公式(腹部温感)お腹が温かい:リラックス状態では、腹部が温まってくる。それをただそのままに感じることで、さらに深くリラックスしていく。
・第6公式(額涼感)額が心地よく涼しい:深くリラックスしていくと、手足や腹部が温まると同時に、額はさわやかな高原で涼しい風を受けているような感覚になっていく。こうした状態をそのままに感じることで、さらに深くリラックスしていく。
(3)消去運動
身体の感覚に集中することにより、心身の変化に注目したり、外界に対する態度があるがままでいられるようになります。
いわゆる、「セルフ・コントロール」が出来るようになります。
続けて行くと、心身の状態が緊張から弛緩へ、興奮から鎮静へと、自然に切り替えられるようになり、リラックス効果が得られるようになります。
いつでも何処でも気軽に出来ますから、テキストのシナリオを参考に、ご家族にやって貰うも良し自分で録音したものを聞きながらでも良し皆でやる時に交代で読み上げても良しです。
ストレスゼロで暮らすのは難しいですから、自分にあったストレス対処法を身に着け、健やかな毎日を送れるようにしましょう
ドーパミン »
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