フォーカシング
フォーカシングとは、身体と対話していく方法を用いた心理学的セラピーです。
発案したのは、心理学者のジェンドリン。
ジェンドリンはカール・ロジャーズの共同研究者で、来談者中心療法の実践の中からフォーカシングを体系化し、クライエントが自分の心の実感に触れられるかどうかが重要である、と説きました。
ジェンドリンは、
「自分の身体の実感と、口に出した言葉を照らし合わせて、どんなふうに表現するとしっくりくるかな…」と考えながら話す人ほど、カウンセリングでクライエントがどんどん良くなる、ということに気づいたそうです。
そこで、身体の感覚に目を向ける訓練としてフォーカシングを提唱しました。
身体の感覚として、
「上手く言い表せられないけど、何かモヤモヤする」とか、
「はっきり分からないけど、どうも気がかりなことがあるような感じ」とかを、
経験したことがあるのではないでしょうか。
そのような、言葉にならない感覚や気持ちのことを「フェルトセンス」と言います。
日常生活で忙しくしていると、この「フェルトセンス」は見過ごされがちになります。
見ない方が楽な、例えば痛みとか苦しみの場合は、特に目を逸らしてしまいます。
フォーカシングは、ゆっくりと時間を取って、この「フェルトセンス」に触れ、身体の感じや感覚と向き合います。
「フェルトセンス」は「自分の中にある自分の感じ」ですから、しっかりと見つめ、気づきを得ていくことで、自己理解が深まりますし、自分を受け容れることに繋がります。
日常生活でも、フォーカシングしてみて下さい。
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