DSM 「精神障害の診断と統計の手引き」
DSMとは「精神障害の診断と統計の手引き」の略称で、内容はアメリカ精神医学会が定めたマニュアルです。
明確な診断基準を設けることで、精神障害の診断が異なるという診断の信頼性の問題に対応したものである。
これまで5回の改定が行われており、現在は2013年に出版された、第五版に当たるDSM-5が最新である。
多くの精神福祉の専門家は、患者を評定した後、確定と患者の診断を伝える手助けにこのマニュアルを用いる。
ご自宅の本棚に『家庭で分かる病気の本』などの本をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、DSMも似ていて、「私、うつ病かしら…」と思ったクライエントのために、カウンセラーが見立ての手助けをする際に用いたりする。
うつ病を初め、発達障害や摂食障害など、様々な診断基準が掲載されている。
例えばうつ病であれば、
「これとこれの症状のうち、少なくとも1つが認められ、更に以下の症状の中から、併せて5つ以上の症状が、殆ど1日中、毎日あり、どのぐらいに渡っていればうつ病」
というように、症状を辿って見ていけば分かるようになっています。
心の問題で心療内科や精神科などにかかるべきかどうか、また、どんな症状が見られれば心の病気なのかなどについて、参照したい時に、DSMの見方を知っておくと有効です。
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