行動理論・条件付け
不適応な行動も、偏った考えも『学習』によって形成・維持されていて、『学習』を生じさせるための操作、また学習そのものを、条件付けと言います。
条件付けは古典的条件付けとオペラント条件付けの2つがあります。
『犬にベルの音を聞かせながら餌を与えると、ベルの音を聞いただけで、唾液を分泌するようになる』、
と言った実験は、理科や生物の授業で聞いたことがある、
と言う方もいらっしゃいましたね。
あれは、犬が「ベルの音=餌の時間だ」と『学習』するようになることで、起こった反応なのです。
そして、それら条件付けから様々な心理療法が発展しました。
マイナス感情を感じさせることから段階的に抜け出す『系統的脱感作』や、適切な反応をどんどん強化させる『トークン・エコノミー法』など、皆様の周りでも「これ使える」というものが多くあります。
特に、オペラント条件付けは、
「知的な発達の遅れが比較的重度な子や、発達がスムーズでない子の行動形成や行動変容においても多用されて来た」
という歴史があり、この技法の応用範囲はきわめて広い、と言われています。
心理学って、奥が深い!
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