系統的脱感作法
系統的脱感作法とは、精神科医ジョゼフ・ウォルピが提唱した、行動療法の一つです
系統的脱感作法を知っていると、日常生活に支障を来たすような、負の感情を感じるものにも、
どのように対処すれば良いのか分かってきます。
恐怖を感じるもの、不安を感じるものに対して過敏になった状態から、段階的に抜け出していくための方法です。
そのためには、まず『不安階層表』を作ります。
不安や恐怖を感じる場面を挙げ、それぞれの場面について、
どの程度、不安や恐怖を感じるか点数をつけた後、点数の低い場面から高い場面に向かって並べるのです。
【不安階層表】に従って、点数の低い場面から順にイメージトレーニングを行います。
例えば犬が怖いとすると、犬に関する場面をたくさん思い浮かべ、
その中でも一番怖い時を100、まったく怖くない時を0とします。
そして、怖さレベルが低いものから高いものへイメージしていきます。
『不安階層表』が全部クリア出来たら、犬は平気になります。
トラウマをケアしたり、恐怖症を克服したりする時に、大変有効な方法です。
イメージで取り組みますので、一人で出来るのも長所です。
点数化して可視化することは、客観的に見る上でも、大切なことですから、ぜひ実行してみて下さいね!
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認知の偏り【感情的決めつけ】 »
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