妄想性障害
妄想性障害とは、1つ、またはそれ以上の妄想が1ヶ月以上続くものをいう。
妄想以外の症状はほとんど認められず、日常生活は多少の支障はあるが、ほとんどの場合、仕事を続けることは可能であり、社会機能の低下が進むというわけではない。
妄想性障害の原因ははっきりと分かっていないが、性格や環境、ストレスなどが関与しているといわれ、下記の7つに分類される。
妄想性障害の7タイプ
① 被愛型
誰かが自分に心を寄せていると思い込む。
電話、手紙、ストーカー行為などが妄想の対象となる。
② 誇大型
自分は卓越した才能や見識をもっていると思い込む。
神や有名な人物との特別なつながりに関するものが、主な妄想の対象となる。
③ 嫉妬型
自分の配偶者や恋人が不貞を働いていると思い込む。
④ 被害型
自分もしくは身近な人が悪意をもって扱われていると思い込む。
陰謀が企てられている、中傷されている、嫌がらせをされている等と妄想する。
⑤ 身体型
自分に何か身体的欠陥がある、あるいは自分が身体疾患にかかっていると妄想する。
⑥ 混合型
複数の妄想の主題のうち、いずれも優勢でない場合に適用される。
⑦ 特定不能型
支配的な妄想的確信がはっきりと決定できない場合やある特定の型にならない場合に適用される。
治療法
主に心理療法。
場合によって薬物療法が行われているが、医師やカウンセラーとの信頼関係が治療のためにとても重要である。
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