中核信念
ストレスな出来事が起こると、なぜネガティブな感情や考え、不適応な行動が起こるのかと言いますと、人は過去の経験を通して、「思い込み」を身に着けているのです。中核信念とは、この思い込みのことであり、子供の頃の体験に基づき形成されて来た、自分自身に対する固まった考え方です。
例えば、
「仕事で上司に怒られる」と言う出来事があった時、パッと頭に「私ばっかり怒られる」と言う考えが浮かんだとします。
なぜ、こんな考えが浮かんだかと言いますと、中核信念が思い込みを形成して来たからです。
例えば、
子供の頃に周りから「ダメな人間」と非難されるという経験をすると、自分の中に「私はダメな人間なんだ」という、中核信念が出来上がります。
すると、その中核信念によって、「私はダメな人間だから、何をやっても上手くいかない」という思い込みが頭の中を占め、「仕事で上司に怒られる」と言ったストレスな出来事があった時、
「私はダメな人間だから何をやっても上手くいかない」
↓
「仕事が上手くいかないのは私の人間性のせい」
↓
「私は出来ない人間だと思われている」
↓
「私ばっかり怒られる」
という考えにたどり着きます。
認知の見直しを図るには、自分の中の固まった考えである中核信念を見つけるところから始めてみましょう。
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