パーソナリティ形成:環境閾値説
パーソナリティ形成には、いくつもの説がありますがパーソナリティは生まれつきのものだとする説や、生後の経験や成育歴によって決定するという説など様々ですが、現在、メインとなっているのが環境閾値説です。
環境閾値説とは、遺伝的な性質や才能が人間の中にはあって、その性質や才能が発覚するには、環境の整い具合が関係ない場合と、影響を及ぼす場合がありますよ、という説です。
例えば、
言語能力とか身長などの特性は、環境があまり整ってなくても実現しやすいです。
一方、
マリンスポーツの才能や、スキーのジャンプの才能などは、海辺で暮らすとか、雪国であるなどの環境条件が揃って初めて、開花します。
ですから、
「生まれてから一度も海や雪を見たことがありません」という場合は、いくら才能があっても、実現の度合は低いです。
ずっと昔は、
遺伝と環境のどちらを重視するかで論争が起こったり、遺伝と環境の総和が決まっている、という説も唱えられたりしましたが、
今では遺伝も環境も互いに影響しあっている環境閾値説が、主流となっています。
時には、自分のパーソナリティがどんな遺伝要因と環境要因が影響しているか、振り返ってみるのもいいかもしれません。
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