考えと事実は違う!
認知行動療法の学びの際に、受講生の方が最初に混乱するのが、
事実と考えが違う
ということです。
ストレスを感じた際の出来事をできるだけ事実で話してくださいとお話ししても、
考えのオンパレードに
なることがあります。
例えば、
出来事で、
Aさんが、友人Bさんの会話で
Aさんが「この資料にサインして」
と伝えたら、
Bさんが「どうして」
と言ったことがストレスだったとします。
しかし、Aさんにストレスに感じた出来事とはと聞くと
「Bさんのことを思って話した事を、Bさんは疑うんです。」と
話されます。
この言葉は、ほとんどが考えです。
そのため、
自分の考えによって、自分が自分でストレス状態をつくっていることに気が付かないのです。
「この資料にサインして」
ということは事実ですが、
「友人のことを思って」は考えです。
更に
「どうして」という友人のBさんの言葉は事実ですが
「疑っている」は考えになります。
従って、
「Bさんのことを思って話した事を、Bさんは疑うんです。」
は考えの言葉になっているということです。
なぜ、考えを事実と勘違いをするか?というと
・自分の考えは正しい
・自分の考えは一般的で誰もが考えていること
・自分の考えは常識的
といったことを、疑うこともなく、考えているからです。
しかし、
他人が自分と同じ考えを持っているとは限らないのです。
自分の考えは、
自分の意思で、自分の責任で、自分自身でコントロール
できます。
怒り、不満、憂鬱などのネガティブの感情で心が支配されている方は、まずは、出来事を客観的に捉えるようにしてくださいね。
出来事を自分の偏った考えで捉えていると自身のストレスが増幅します。
また、周囲にもストレスを与え、人間関係が壊れかねません。
人は人と関わりながら生きています。
自分勝手な考えを押し付けていると生きづらい環境を自分で作っていることになります。
まずは、自分の考えを柔軟にバランス良いものに変えられるようにしていきましょう。
考え方は5つの公式を使えば変わります
[5つの公式]
(1)脳内ばあちゃん、もうひとりの自分
(2)他人事
(3)損得勘定
(4)過去の体験
(5)未来・ミラクル志向
ストレス状態は、そんなに簡単に変わらないとあきらめないでください。
自分の考えは、自分の意思で、自分の責任で、自分自身でコントロールできます。
だから、ストレス状態も自分次第で解消できるんです!!
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