日頃のイライラをなくすコツ

現代はストレス社会。
どこにいてもイライラすることがあり、イライラが高じて、人間関係が悪くなったり、健康面に影響が出たりします。

イライラは脳の構造を変えていますので、日常生活の中では、ストレス解消は意識をもって取り組まないと、イライラ状態は収まりません。

家庭の中では
子どもがよく忘れ物をする。前の日に準備するように言っても直らない。
夫が、休日に家でごろごろしている。だらしないし、掃除の邪魔になる。
夫が話を聞いてくれない。
姑によく嫌みを言われるが、言い返せない。

に出ると
電車の混雑で疲れる。周りの話し声もうるさい。
飲食店の店員の態度が横柄で、感じが悪い。

職場では
上司の態度が高飛車で、注意の仕方にもむかつく。
部下が時間にルーズで困る。レポートの提出期限を守れない。

このようにイラッとしたときに、ストレス解消に有効なのが認知行動療法です。


1.認知行動療法を活用
イラッとした時に頭に浮かべているネガティブな考えやイメージを、認知行動療法でバランスよくすることが、最適なストレス解消法です。
認知行動療法はネガティブな考えをなくすのではなく、バランスよくすることが重要です。
他人と過去は変えられませんが、自分は変えられます。
とくに自分の考えは、自分の頭の中で浮かんでいることですから、変える意志があれば変えられます。
あとは変えるためのテクニックをマスターすれば大丈夫!
そのテクニックが認知行動療法です。


2.認知行動療法の実践〈バランス良い考えを作る〉

・「夫が休日に家でごろごろしているのは、いつも仕事で身体が疲れているからだ。」
・「電車は混んでいて、話し声も気になるけど、読書や音楽を聴くことで気にならなくなる。かえって好きなことに集中できていい。」
・「上司の注意の仕方にむかつくけど、注意してくれるのは自分のことを気にかけてくれているからだ。どうでもいいなら、声もかけないだろう。」

繰り返しになりますが、夫や姑や上司など、他人の性格や考え方は変えられませんが、自分の考えは変えられます

考え方を少し変えることで、心穏やかに過ごすことができますよ。


参考.呼吸法

認知行動療法をマスターするまでは、呼吸法もお勧めです。
鼻から5秒間息を吸って、口から5秒かけて息を吐いてください。
深呼吸は自律神経の安定に役立ちます。
1日3~4回、1回につき10分程度実践してみてください。

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