『怒鳴った』といって『怒鳴っている』親
先日、バスに乗っていた時のことです。
前の座席を蹴っている子供がおり、蹴られている座席に座っていた方が子供に『蹴らないでね』と優しくいったのです。
そうしたら、子供の横に座っていた親が
『怒鳴るな!』と、
『蹴らないでね』といった方に、怒鳴ったのです。
子供が座席を蹴っていても、親は全く注意するそぶりはありませんでした。
『蹴らないでね』という言葉も、親が発したような言い方ではなく、優しく静かに伝えたといった感じでした。
しかし、『自分のことは正しい、人は間違っている』という他人否定の考えを強く持っていると、人に何を言われても怒りといったネガティブな感情が全面的に押し出されます。
また、自分が正しいとの考えが強いと、人に迷惑をかけることに対して意識が低い状態なのです。
このような親に育つと、実は子供も人に迷惑をかけていることが理解できない人間に育ちます。
ましてや
『怒鳴るな!』
と言って怒鳴っている親をみれば
『怒鳴る子』
になりやすくなります。
ようは他人否定の方の子供は他人否定になりやすいので、家族全員で周囲から浮いてしまうことになりかねません。
この頃、切れる人が増えてきていますが、生きやすい世の中を作るためにも、
まずは、
『人の行動は自分が考える通りになるとは限らない。自分も正しいけど他人も正しい』
と、周囲の方々を肯定的にとらえる考えを作っていくことをお勧めします。
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