2024年も後半に入り、ハートフルライフでは次のステップに向けた取り組みが進んでいます。
昨日、私たちは政治家となった卒業生やスタッフと共に意見交換を行い、ハートフルライフの理念を再確認しながら、今後の活動方針について話し合う貴重な時間を持ちました。
この場を通じて、ハートフルライフが大切にしている「すべての人の尊厳を守る」という考え方について、あらためて私の想いを伝える機会となりました。

尊厳を守る社会を目指して

私は日々、特に心が疲れている方々や病気に苦しむ方々、そして高齢者に対して、社会全体がどのように接しているかについて強く考えさせられます。
こうした方々は、しばしば「弱者」と見なされ、その尊厳が軽視されることが少なくありません。
しかし、年齢や病気、心の問題を抱えているからといって、その人の価値が下がるわけではありません。
むしろ、そういった状況にある方々は、私たちが大切にし、敬意を持って接するべき存在だと感じています。

今回の意見交換の場では、こうした私の考えを改めて共有し、共に働く仲間たちと心を通わせることができました。
ハートフルライフの理念をしっかりと持ち続け、活動を通じて「尊厳を守る社会」の実現に向けて邁進する決意を新たにしました。

現場での知見を基に支援の質を高める

また、現場のスタッフからも、実際に感じている課題や効果的な支援方法についての意見が数多く寄せられました。
これらの意見やアイデアは、日々の支援活動において重要な示唆を与えてくれるものであり、私たちが支援の質を高めていくために欠かせないものです。
ハートフルライフは、自分たちの力で現場の実務経験に基づいた知識と情熱をもとに、一歩一歩前進していく自信を持っています。
理念と努力によって、自分たちの手でより良い社会を築き上げていく覚悟を新たにしました。

すべての人が尊重される社会の実現へ

ハートフルライフの活動の根底には、「すべての人がそのまま尊重され、その価値が認められる社会を築く」という強い信念があります。
年齢や健康状態に関わらず、人は皆、かけがえのない存在であり、誰もが互いに支え合える社会を創りたい。
そのためにも、私たちはこれからも信念を持ち続け、行動を通じてこの理念を実現してまいります。

皆様にも、この活動に共感し、共に「尊厳を守る社会」へ向けて力を合わせていければ幸いです。
ハートフルライフは、今後も理念を貫き、一歩一歩確かな歩みを続け、すべての人が安心して自分の価値を感じられる社会を目指して進んでまいります。