摂食障害克服記 (第四回目)【高校1年 9月 – 食へのこだわり】

2015.11.23

今回は、ダイエットを始めて2ヶ月ほど経ってからみられた食へのこだわりについてです。

 

摂食障害でなくても、ダイエットとなるとカロリーを気にしたり、脂肪を控える、ということはよくあることだと思いますが、それについて以前より極度に大きく敏感になってきました。

その当時、日常的にあった例を下に揚げてみたいと思います。

①カロリー表示とにらめっこ
お店で何か飲食物を買うときは必ずカロリーチェック。
カロリー表示がないものは絶対に買いません。
種類が多いものでも1つずつ確認し、1カロリーでも低いものを選びます。
そのため買い物に時間がかかり、数十分お店の陳列棚の前から動けないこともよくありました。
 
 
②安心して食べられる物への執着
カロリーが低く満足感の得られる 「これなら安心して口にできる」というものがいくつかありました。
例えば、はるさめスープ。お昼にこれを食べると決めていて、いつものコンビニで品切れしているとき、代わりに他のもので済まそうという柔軟な考えができず、目当てのものが見つかるまでお店をまわっていました。
 
 
③ひと口の恐怖

毎日 食べる量をある程度決めていましたが、例えば人から頂いたものでどうしてもその場で断れず食べるしかない場合、それが例え ひと口だとしても予定外のカロリー摂取に恐怖感が襲ってきました。
「後で調節すればいい」とは考えられず、後悔と恐怖で泣いていました。

それまでとは明らかに行動が変わっていても、そのときは自分の変化にも気づいていませんでした。

振り返ると、当時の自分にかけてあげたい言葉がたくさんあります。

 
 
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
「摂食障害克服記」は今後も毎週更新していきます。
 

よろしくお願いいたします。

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